みどり先生の食いしん坊万歳！

このエントリーは最初、ホームページ「書斎は四畳半」に掲載し、その後、ブログ「四畳半の日記」に掲載したものですが、今一度このブログ「書斎は四畳半」に復帰したいと思います。

「四畳半の日記帳」に掲載しているエントリーはそのままに、ここでは加筆したものをＵＰしたいと思います。




ドラマ「僕の生きる道」の主人公、中村秀雄さんは健康診断で病気が見つかり余命一年と告知を受けます。

ドラマ内で病気の進行とともに秀雄さんの食欲は減っていきます。

そんな秀雄さんに対して、食欲旺盛なみどり先生。

最終的には秀雄さんにとって「運命の人」となる、みどりさん。

みどりさん、このドラマの中では本当によく食べています。（一応、設定ということで・・・）

同僚として、恋人として、妻として、秀雄さんと過ごす時間が多いのですが、食べるシーンが多い。

みどり先生が登場する場面より、ちょっと書き出してみたいと思います。
第１話

●焼き鳥弁当（職員室でお弁当の昼食）　
みどり先生の昼食の定番。何と焼鳥が５本、コロッケにちくわの磯辺揚げ、昆布、プチトマト２個がつく。ドラマに初登場の際は砂肝が入っておらず、御立腹。まあ、これがきっかけで中村先生とあの焼鳥屋へ行くことへ。
この焼き鳥弁当のボリュームも凄いが、久保先生の満腹弁当はカロリー表示を見るのが怖い位。海老フライ、唐揚げ、コロッケ、メンチ（？）、焼き肉、鮭、厚焼き卵、サラダ・・・・・こりゃ、やばいよ。ちなみに麗子先生はサラダうどん、赤井先生は焼きそばライス（？）、中村先生は減塩低カロリー弁当。

●ビール、砂肝、手羽先（焼鳥屋：串若丸にて）
ドラマ内ではこの商品しか分からないが、中村先生が財布の中身が吹っ飛んだ位だから、結構食べたことと推測します。

●スナック菓子など、オレンジジュース（懇親会のカラオケボックスにて）
ただし、あまり手が伸びていない模様。何しろ、麗子先生が魔法使いサリーを含め５曲連続投下。これでもまだマシな模様。食べ物に手が伸びないというより、みんな完全に固まってしまっている。



第２話

●ビール、冷やしトマト、唐揚げ、さつま揚げ？、コロッケ？、冷奴、皮つきフライドポテト？など（居酒屋）
生ビールはピッチャーにて。中村先生が教頭先生に反論し、一躍同僚間でヒーローとなり盛り上がっての飲み会のはずが、中村先生が全て会計持ちした可能性あり。

●ビール、北京ダック、点心、スープ、炒め物などコース料理（中国料理）
理事長であり、みどりの父親である隆行が画策して、久保先生と合流し食事をした。たまたま自暴自棄になり、散財中だった秀雄さんが店内に居た為、知らないまま会計を済まされてしまう。秀雄さんは一人でテーブル上に１６皿を並べ、少し箸をつけては他の物を食べるということをしていました。秀雄さん、みどり・隆行・久保の分も一緒に会計、総額９０，０４０円（１０万円出して、釣りはいらないよ）



第３話

●お弁当（職員室でお弁当昼食）
はっきりと写っていないが、焼き鳥弁当の可能性大。ただし、この日の秀雄さんのお弁当はおにぎり。

●大ジョッキ、ビール鍋、さらに雑炊をした上で、蟹のカルパッチョ、ごろっと芋バター、今月のおすすめ浜茹で紅ズワイガニの大、地鶏のカツおろしポン酢、鳥の軟骨揚げ、北海道コロッケ、鮭ハラス焼き、稲庭うどん、パリパリ大根とじゃこのサラダ（居酒屋）
赤井先生の結婚もあり、滅多にない教頭先生の奢り。雑炊終わった後に、あれだけ食べられるのか・・・。

●新宿つな八のてんぷら（久保先生とお食事）
みどり先生は塩で、久保先生はすだちで頂きます。なお、みどり曰くまだ交際している訳じゃないから割り勘で

●焼きうどん、汁もの（自宅、みどり先生お手製）
作った量に比べて、盛った量が少ない。残りはどうした？・・・・・食べましょうか（笑）

●白ワイン（赤井先生のレストランウエディング）
実際に食べているシーンがなく、テーブルの上の皿もナプキンも使われた様子もないが、赤井先生が案内状を配る際に、料理を期待してくださいと言っていたので、シーン外では多分たくさん食べたことだろう。余談だが、ブーケゲット。（麗子先生、残念でした）


第４話

●ウーロンハイ、餃子？春巻？サラダ（居酒屋）
田岡君と近藤さんの妊娠騒動があった後。中村先生も飲み会に誘うも資料作りで参加せず。この日は話題のせいか、あまり食事が進んでいないよう。

●フランス？イタリアコース料理、赤ワイン（レストラン）
久保先生とお食事。上記の居酒屋の翌日のこと。どうやら久保先生が常連の店らしい。交際試用期間みたいだが、久保先生とみどり先生との温度差あり。特に赤井先生の結婚パーティのスピーチ関連の話が挙がる。

●赤ワインとチーズ（秋本家にて）
上記の食事を終えて、お腹一杯と発言しながらも、チーズを見せられて簡単に落城（笑）しかもおかわり要求。
またもや赤井先生の結婚パーティーのスピーチの話題が出る。

●秀雄が食べ残したネギマを１本、新たに砂肝を２本（焼鳥屋：串若丸）
この日も久保先生と食事の約束（しかも同じフレンチレストラン！）をしていたが、すっぽかし秀雄がいると思われた焼鳥屋へ現れる。入店時に既にラストオーダー。食べたのは串３本だけだが、普通ドリンクラストオーダーはその後であり、ビール位は飲んだであろう。尚、翌朝みどりは校門で久保にお詫びをする。（特典映像：カット場面）


第５話

●鍋（豆腐、巾着、ニンジン、白菜、つみれ、鱈、しめじ、春菊）、ごはん（秋本家にて隆行と）
上記の通り、朝久保先生に侘びを入れた上で、放課後久保に結婚を前提にした交際を止めると宣言。その晩御飯。箸は動いているけど、殆ど秀雄の擁護。

●カレーライス（辛口）、福神漬け、サラダ、スープ？（秋本家にて隆行と）
理事長判断で秀雄がお咎めなしとなり、みどりは敬明会病院へ結城香奈の見舞いに行った日の晩御飯。
福神漬けが副えられているが、隆行はらっきょうがなくてはと言い張るが、みどりの前に却下。（特典映像、カット場面より）

●激辛麻婆豆腐（横浜中華街にて）
黒木愛華の芸能活動を諦めさせ、杉田めぐみの歌手志望を応援することとなった日、秀雄が田岡君問題で助け船を出してくれたお礼として食事に誘う。
その後、赤レンガ倉庫にお散歩。今度の日曜日の映画デート決定。


第６話

●焼き芋（学校帰りに歩き食い）
ドラマ内では交際が始まった二人を色んなシーンをつなげて表現しているので、ＢＧＭ中心で台詞は殆ど無い。だが、みどり先生の「おいしー」はよく聞こえた。

●ポップコーンとやや大きめのカップドリンク。（映画館、上映中）
流れから言えば、日曜日のことだろう。定番のポップコーン。飲み物はペプシコーラと言いたいところだが、恐らくオレンジジュースか何かだろう。ポップコーンを早々と食べ終え、空になった容器を見つめて悲しそうな表情をする。秀雄さんの手にあるポップコーンまで食べ始める。

●肉まん（横浜コスモワールドにて）
コスモワールドの売店で購入したものか？ちなみに当時の矢田さんは目黒の叉焼饅が好きでしたね。

●お好み焼、ビール（二人の恰好から仕事が帰り、関内のお好み焼屋）
シーンとしては秀雄さんがお好み焼をひっくり返すのを失敗し（草彅君、お好み焼きをひっくり返すのを失敗する役が多いんじゃない・・・）笑われる。鉄板上にお好み焼以外の何かがあるが、どうしてもみどり先生が写る際に壁に「砂肝４５０円」と貼られており、食べたんだろうと推測してしまう。

●オレンジジュース、ピザなど（カラオケＢＯＸ）
これも二人で仕事帰りのようです。デュエットで歌うのは、スピッツの「空も飛べるはず」。

●みどり手製お弁当（秀雄のアパートに持ち込み）
二人分で海苔巻きおにぎりが６個、ゆで卵が４個、煮物（大きめのタッパ）、唐揚げ（タッパに入っているが、唐揚げ以外にも沢山おかずがありそう）、ステンレス製の水筒に豆腐とわかめの味噌汁（お椀は持参）。
秋本家でおにぎりを作った際、隆行の分も３つ用意。隆行のおにぎりに海苔を巻かなかったのは、食に拘りを持つ隆行がパリパリ海苔が好きだからと推測。
ちなみに秒速５センチメートルで明里が貴樹と二人分の弁当を作った際の中身はおにぎりが４つ（海苔無し、ふりかけタイプ）、ハンバーグ、タコさんウインナー、厚焼き卵、ブロッコリーマヨネーズかけ、プチトマト。ステンレス水筒にはほうじ茶。
明里と貴樹の弁当と比較しても、みどりさんのお弁当のボリュームはすごい。

●夜明けのコーヒー（秀雄のアパートにて）
●朝帰りのトースト（厚切り）、ハムエッグ（卵は２個）、サラダ、コーヒー
隆行にとっては少々苦いコーヒーだったでしょう。みどり先生は朝帰りなので前日の洋服と同じ。朝帰って来たのは着替える為かも。

●お弁当（職員室にて昼食）
焼き鳥弁当の容器では無い。おかず不明。

●鍋（秀雄のアパートにて）
ビンビール、ネギ、鮭、シイタケ、ニンジン、豆腐、ホタテ、えのき、白菜、ポン酢。
ああ、勘違いの逆プロポーズ。

●うどん（秀雄のアパートにて）
ホウレンソウ、卵、ネギ、お餅２個入り。これもボリュームあります。
秀雄さん、その後に焼き餅も勧めたりして・・・。
みどり先生が落ち込んでいるので、秀雄さんが喋る方が多い。

●お茶
上記うどんの翌日。昨日と変わって、秀雄さんに「言われる」前にみどり先生が口を挟み、喋らせないようにしています。お茶も、昨日の「海苔とお茶」の話題を持ってきて秀雄さんの話を逸らさせます。


第７話

●お弁当（職員室で昼食）
この日も焼き鳥弁当ではなく、おそらく唐揚げ弁当。ちなみに中村先生は減塩低カロリー弁当でした。

●ラムネ（秀雄の田舎の商店で購入）
武田八幡宮の前で二人で飲みました。プラスチック製ではなく、ビン製。

●ビール、すき焼き、漬物（秀雄の実家にて）
牛肉、シイタケ、焼き豆腐、ネギ、しらたき、白菜、春菊、卵。
みどり先生が来ることを佳代子母さんは知らなかったはずで、それにしては具が多い。

●ビール、わさび漬け（秋本家で）
みどりが秀雄の実家から帰り、佳代子の手土産から。
新聞紙に包まれた真珠のネックレスを見つけて、ちょっと上の空。


第８話

●寿司、煮物、おすまし（秋本家にて）
前日、牛すじの煮込みを隆行が作っていたが、病気の事を聞き思わず煮込み過ぎてしまった。
ショックも大きく、隆行としては作り直しも出来ず、お酒も無かった模様。

●ごはん、ホウレンソウのおひたし、厚焼き卵、味噌汁、かぼちゃ、漬物。（アパートでの朝食）
二人一緒で生活を始めた、最初の朝食。
秀雄の「おいしい」に「でしょ！」で返す、みどり先生。

●コーヒー（アパートにて）
比較的、コーヒーを淹れるのは秀雄さんの方が多かったと思うが、ここではみどりさん。

●クリームシチュー（アパートにて）
みどりはクリームシチューを作ったが、一人暮らしとなった秋本隆行もクリームシチューを作っていた。
隆行のところへ寄った秀雄の挙動不審さに何となく気づいているみどりさん。

●秀雄手製カレーライス（アパートにて）
風邪を引いた隆行のところへ寄ったみどり。事態は平行線のまま。
先に帰っていた秀雄さんは、カレーを作って待っていた。（ドラマではカレーのシーンは無し、ノベライズより）


第９話

●みどりさん手作り、手巻きずし、汁もの（アパートにて）
隆行が結婚祝いに訪れて３人で食事。
隆行曰く、ご飯が柔らかめすぎ。卵は甘めらしい。秀雄にとっては何でも美味しい（笑）

●鍋（アパートにて）
具材はネギしか判別できず。吹きこぼす。

●ケーキ、コーヒー（アパートにて）
２人で４個のケーキをじゃんけんで順番を決めて選ぶ。お目当てのケーキを取られてみどりさんふくれっ面。

●コーヒー（アパートにて）
ここでもみどりさんが淹れてくれています。ソファーではなく、小さいテーブルにて。


第１０話

●フレンチトースト、ミニトマト、コーヒー（アパートにて）
朝食。出勤間際で大慌て。秀雄さん食欲が減って来たのか食べ残し。

●ピザ、みどり特製サラダ、缶ビール（アパートにて）
同僚の先生方が結婚祝い兼新婚家庭訪問。
あの小さなテーブルが実は２個あることが判明。６人でも食事が出来ました。

●手作り餃子（アパートにて）
やはりみどりさんの餃子の方が整っている。秀雄さんのヒダヒダは蒸し焼くときに開いちゃいそう。

●西瓜（アパートにて）
冷蔵庫に丸々一個の西瓜。みどりさん、食べる際に口元に種をつける、「王道」を発揮。

●中華まん（通勤路）
得意の食べ歩き。


最終話

●缶コーヒー（敬明会病院）
金田医師から「自動販売機から２個出てきて得しちゃった」と言われて貰う。
時期が時期なら怖くて手を出せないような代物。
過去にはそういう事件もありましたから、気をつけましょう。
ただし、私自身も過去に何度かそういう自動販売機に遭遇したことがあります。

●コロッケ載せカレー（秋本家）

秀雄の死後、しらばくしてから実家に戻ったと思われるみどりさん。
５年後に吉田君が陽輪学園の教師として戻って来た日の夕食。隆行特製。


食べるシーン多かったですね。

ロケでは早朝から焼鳥を食べる撮影もあったりして大変そうに思うけど、当時の矢田さんは肉が結構好きだったので、大丈夫だったのかな？よくインタビューでもとんかつや焼き肉に行くと行っていました。その後、バランスのいい食事に変えつつあると読んだような・・・。

差し入れもよく食べたようで、役作りで野菜ジュースばかり飲んでいた草彅さんの分のカツサンドを美味しく頂いた話も、最終話放映当日の特番で放送されたらしいです。




このドラマでよく言及されたのが、みどりさんのシンプルだけど素敵な言葉達。

「はい」と共に目立ったのが、「おいしい」でしたね。